品名: 読売ジャイアンツ 後援会章「G 読売」バット・ボール意匠タイプ
製造年代: 昭和32〜37年頃(1957〜1962年頃)
材質: 真鍮製(黒古美加工・いぶしブロンズ仕上げ)
製造元: 光商事、日章徽章社など(東京都台東区・御徒町界隈)
用途: 球団後援会・協賛企業配布章(非売品)
•左側に**「G」ロゴ**、右に**「読売」文字**が刻まれ、
バットとボールのモチーフが中央に配置されています。
•この「G+読売」構成は、1950年代後半〜60年代初期の
ジャイアンツ公式章・後援章の最初期意匠にあたります。
•背景は細かい梨地仕上げ(ざらつき加工)で、
手作業の磨き出しが行われた古典的工法。
•この時期はまだ「GIANTS」の英字表記が一般化しておらず、
「読売」の漢字表記が使われている点も大きな時代的特徴です。
•一体鋳造プレート+リベット式安全ピン構造。
→ 1950年代後半〜60年代前期の典型的な昭和初期徽章仕様。
•リベット頭の形や留め具の溶接痕が手作業であることから、
工房製(光商事・日章徽章社など)による限定制作の可能性が高いです。
•真鍮鋳造を黒古美メッキで仕上げたもので、
当時の後援会章では最上位仕様。
•保存状態は非常に良く、金属摩耗も少なめ。
メッキの黒味と赤銅の風合いが残っているため「良品〜上位良品」と評価されます。
1950年代後半、プロ野球が「戦後復興」から「国民的娯楽」へと移行する時代、
読売巨人軍は後援会・球団関係企業に対してこの種の徽章を配布していました。
「G 読売」型はその中でも最初期に位置するもので、
後に登場する「G GIANTS」や「筆記体 giant」型の前身です。
つまり、このバッジは**“戦後プロ野球後援章の源流”**にあたる一点であり、
コレクター間では「前期読売章」として特別に扱われています。
この「G 読売」型は出現頻度が非常に低く、
後期の「G GIANTS」や「YG旗章」よりもレアリティが高い。
市場では昭和後援章の**上位クラス(★★★★☆〜★★★★★)**評価。
この個体は「筆記体 giant章」よりさらに前の時期(戦後第2期)に位置し、
読売巨人軍徽章コレクションの基幹アイテムとして非常に貴重です。